ガスコンロとIHクッキングヒーターの10年ランニングコスト比較では、都市ガス地域ならガスコンロが総額-3〜-8万円、プロパン地域ならIHが総額-5〜-15万円の有利になります。初期費用でIHが+15〜25万円かかりますが、光熱費でカバーできるかは地域とガス種で分かれます。
私たちライフチェンジは松戸市大橋を拠点に、ガスコンロとIHの交換・切替工事を年間数百件対応しています。この記事では、10年トータルコストを実額ベースで比較し、切替判断の基準を整理します。
初期費用の比較
同スペック(3口・グリル付き)の初期費用を比較します。
| タイプ | 本体+工事総額 | 内訳 |
|---|---|---|
| ガスコンロ(テーブル型) | 5〜10万円 | 本体3〜7万+工事2〜3万 |
| ガスコンロ(ビルトイン) | 12〜20万円 | 本体8〜15万+工事4〜5万 |
| IH(ビルトイン) | 18〜30万円 | 本体15〜25万+工事3〜5万 |
| ガス→IH切替 | 25〜38万円 | 上記+専用回路増設+ガス撤去 |
ガスからIHへの切替では、200V専用回路の増設が必須で、これに8万〜15万円が追加されます。詳しくは電気工事を参照。
10年の光熱費比較(4人家族の想定)
平均的な4人家族が1日1時間、年間365時間コンロを使う想定での光熱費です。
| タイプ | 年間光熱費 | 10年合計 |
|---|---|---|
| 都市ガスコンロ | 12,000〜18,000円 | 12〜18万円 |
| プロパンガスコンロ | 22,000〜35,000円 | 22〜35万円 |
| IH(オール電化・夜間安価) | 6,000〜10,000円 | 6〜10万円 |
| IH(通常電気代) | 10,000〜15,000円 | 10〜15万円 |
プロパン地域では10年で15〜25万円のコスト差が出るため、IHへの切替で初期費用を回収できる計算になります。
10年トータルコスト比較
初期費用+10年光熱費+機器交換1回(10年で寿命)の合計です。
| 選択肢 | 10年トータル | 判断 |
|---|---|---|
| 都市ガスコンロ継続 | 30〜38万円 | 都市ガス地域は有利 |
| プロパンコンロ継続 | 44〜60万円 | プロパン地域は不利 |
| ガス→IH切替(都市ガス) | 33〜42万円 | ほぼトントン |
| ガス→IH切替(プロパン) | 35〜45万円 | プロパン地域はIH有利 |
都市ガス地域の一般的な家庭では、コスト面での切替メリットは小さいです。切替の主な理由は「安全性(火を使わない)」「掃除のしやすさ」「オール電化への統合」で、コスト以外の観点が判断軸になります。
松戸市の実例1:柏市光ケ丘のプロパン戸建て(IH切替)
柏市光ケ丘の築25年戸建てでプロパン→IH切替の実例です。
- 既存: プロパンコンロ(月ガス代約8,000円のうち、コンロ分約2,500円)
- 切替: 三菱電機IH ビルトイン + 200V専用回路増設
- 初期費用: 本体20万+工事4万+専用回路増設10万 = 34万円
- 年間光熱費削減: 約2万円(コンロ分ガス代→夜間電気代)
- 10年で20万円削減 → 初期費用の追加14万円は10年でカバー
プロパン地域のIH切替は、10年で見れば初期費用を回収できるケースが多いです。
松戸市の実例2:松戸市六実の都市ガス戸建て(コンロ交換)
松戸市六実の築15年戸建てで、都市ガスコンロを同種交換した実例です。
- 既存: リンナイ都市ガスコンロ(10年使用)
- 交換: リンナイ都市ガスコンロ(同型後継機)
- 総額: 本体7万+工事2.5万 = 9.5万円
都市ガス地域でコンロを使い続けるなら、無理にIHに切り替える必要はないというのが現場感の結論です。
安全性・使い勝手の比較
コスト以外の判断軸です。
- 火の使用: ガス=あり(小さな子供・高齢者の火傷リスク)/IH=なし
- 掃除: ガス=五徳・バーナー清掃必要/IH=天板拭き掃除のみ
- 停電時: ガス=電池式なら使用可/IH=完全停止
- 調理器具: ガス=どの鍋も可/IH=対応鍋のみ
- 火力(強火): ガス=直接火/IH=最大3.0kW程度で同等以上
「掃除の楽さ」と「小さな子供の安全性」でIHを選ぶ人が増えている印象があります。ただしIHは対応鍋の制約と停電時使用不可のデメリットがあります。
ガス→IH切替時の注意点
ガスからIHに切替えるとき、次の工事が必要です。
- 既設ガス配管の撤去(またはガス栓の閉栓)
- 200V専用回路の増設(分電盤から新規配線)
- IHビルトイン設置(既設ガスコンロ枠の寸法確認)
- ガス会社への閉栓手続き
分電盤に空き回路がない築古住宅では、専用回路増設に15〜25万円かかるケースがあります。事前の分電盤写真確認が必須です。
IH→ガス切替は現実的?
逆にIHからガスに戻すケースもたまにあります。
- IHの調理感覚が合わなかった
- 停電時にも使いたい(災害対策)
- 買った鍋が使えず不満
ただしガス配管の再工事が必要で、費用は10〜20万円かかります。切替は慎重に判断してください。
よくある失敗例:「安いから」でIH切替、専用回路の見落とし
八柱のお客様の実例です。「IHが安く売っていた」と量販店で購入し、切替を依頼されました。分電盤を確認すると次の問題がありました。
- 分電盤に200V専用回路がなく、既設回路にも空きなし
- 屋外配電盤からの新規配線が必要 → 追加工事20万円
- 「IH本体価格+工事費」の想定額15万円が、35万円に
IH切替は、本体価格だけで判断できず、電気工事の実費確認が必須です。写真1枚(分電盤全体)で判別できます。
ガスコンロ・IH交換の相談方法
- 分電盤全体の写真(空き回路の確認)
- 現在のコンロの型番プレート
- キッチンとコンロの寸法(幅・奥行き)
上記をLINEで送っていただければ、切替可否と実費を先にお伝えできます。LINEで写真を送るところからお願いします。
CONTACT
交換やメンテナンスの相談は無料です
松戸市・柏市・市川市・流山市を中心に、写真確認から必要な工事と料金目安をご案内します。型番や設置状況の写真があると確認が早くなります。