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給湯器の設置場所 完全ガイド|屋外壁掛け・屋外据置・屋内式(FF式)の選び方

給湯器の設置場所の3パターン(屋外壁掛け・屋外据置・屋内FF式)の選び方を、既存配管の再利用可否・寒冷地対応・費用差から松戸拠点のライフチェンジが職人視点で解説します。既存タイプ別の交換パターン、マンションのPS設置、屋内設置の排気筒処理まで整理しました。

執筆: 徳永 弘之監修: 徳永 弘之(合同会社ライフチェンジ 代表)公開: 2026/07/1410分で読めます対応エリア: 松戸市・柏市・市川市・流山市

給湯器の設置場所は、大きく分けて「屋外壁掛け」「屋外据置」「屋内式(FF式)」の3パターンがあります。既存の設置タイプから同じタイプに交換するのが基本ルールで、タイプ変更は配管工事の追加費用(3〜15万円)が発生します。判断基準は「既存配管の位置」「敷地スペース」「マンション規約」「寒冷地対応」の4点で決まる、というのが現場感の目安です。

私たちライフチェンジは松戸市大橋を拠点に、年間500台以上の給湯器交換を対応しています。この記事では、3パターンの設置場所の選び方・既存配管の再利用可否・寒冷地対応まで職人視点で整理しました。マンション独特の設置事情は柏市の分譲マンション設置事情、給湯器の号数選びは給湯器の号数選び方にも書いています。

3パターンの設置場所の全体像

まず3パターンの費用と特徴を一覧で整理します。

設置方法標準工事費用主な対象住宅既存タイプ変更時の追加費用
屋外壁掛け標準工事内戸建て・マンションPS3〜10万円
屋外据置標準工事内戸建て(敷地余裕あり)5〜15万円
屋内式(FF式)+2〜5万円マンション屋内・寒冷地戸建て10〜25万円

金額は目安で、既存配管・排気筒経路・設置スペースで変動します。

パターン1: 屋外壁掛け(最も一般的)

屋外壁掛けは最も一般的な設置方法で、戸建て・マンションPS(パイプスペース)の両方で採用されます。

適した条件

  • 戸建て1階外壁の給湯器スペース
  • マンションのPS(パイプスペース)開口部
  • 玄関横・裏口横などの壁面設置スペース
  • 給水・給湯・ガス配管が壁面近くに来ている

メリット

  • 設置スペース最小(壁面のみ)
  • メンテナンスが容易(前面パネル外して作業)
  • 燃焼排気の処理が簡単(直接外気に排出)
  • 一般的な機種の選択肢が最も多い

デメリット・注意点

  • 外壁への穴あけ(既存穴利用が基本)が必要
  • 外壁の耐荷重確認(15〜25kg程度)
  • 積雪地域では冬場の凍結対策必須
  • 隣家との距離確保(排気口の向き)

松戸市六実・柏市光ケ丘の戸建て、市川市本八幡のマンションなど、当社の対応エリアで最も多い設置方法です。既存が屋外壁掛けなら、そのまま同じ場所に新品を設置する交換パターンが標準です。

パターン2: 屋外据置(戸建て中心)

屋外据置は、地面に置くタイプの設置方法で、主に戸建てで採用されます。

適した条件

  • 戸建ての庭・玄関脇・裏庭など地面スペース
  • 給湯器周辺に給水・給湯・ガス配管の立ち上がりがある
  • コンクリート基礎(またはブロック台)の設置スペース

メリット

  • 大型機種(24号エコジョーズ・エコキュートなど)の設置が可能
  • メンテナンスが最も容易(前面・側面から全面アクセス可)
  • 地面設置で安定性が高い

デメリット・注意点

  • 敷地スペースの確保が必要(50×80cm程度)
  • 排水経路(ドレン水)の処理が必要
  • 犬・子供のいたずらリスク
  • 積雪地域では冬場の埋没リスク

松戸市六実・常盤平の敷地に余裕のある戸建て、エコキュートへの切替を検討している家庭で選ばれるケースが多いです。屋外壁掛け→屋外据置への変更は、給水給湯管の延長工事(+5〜10万円)が発生します。

パターン3: 屋内式(FF式)

屋内式(FF式=強制吸排気式)は、屋内に給湯器本体を設置し、外気吸入と排気を専用の給排気筒で処理するタイプです。

適した条件

  • マンションで屋内給湯器スペースがある
  • 寒冷地の戸建てで凍結対策を重視する
  • 洗面所・脱衣所・玄関ホールの給湯器収納
  • 屋外に給湯器を置けないマンション

メリット

  • 凍結リスクがゼロに近い(屋内保温)
  • 積雪の影響なし
  • 屋外の景観を損なわない
  • 燃焼音が近隣に伝わりにくい

デメリット・注意点

  • 給排気筒の設置(壁貫通)が必要
  • 一酸化炭素警報器の設置推奨
  • 交換時の給排気筒処理費が追加(2〜5万円)
  • 屋内スペースの確保が必要(高さ180cm×幅60cm程度)
  • 対応機種が屋外型より少ない

マンションの屋内給湯器スペース(洗面所・脱衣所)や、寒冷地の戸建てで選ばれるタイプです。松戸市内でも、築古マンションの一部に屋内式設置があります。屋外→屋内への変更は現実的でなく、屋内→屋外への変更は外壁工事+ガス配管移設で15〜25万円かかります。

既存配管の再利用可否

給湯器交換時に、既存配管がどこまで再利用できるかが費用を大きく左右します。

再利用できる配管

  • 給水管(冷水入)
  • 給湯管(お湯出)
  • 追い焚き配管(オート/フルオート機種)
  • ガス管(同じガス種の場合)
  • リモコン配線(同じメーカー・世代の場合)

交換が必要な配管

  • 15年以上使用した給水給湯管(内部腐食リスク)
  • 塩害地域の配管(サビによる劣化)
  • 屋外→屋内への変更時のガス配管
  • 別メーカー・別世代のリモコン配線

同じメーカー・同じ号数・同じ設置場所への交換なら、既存配管ほぼ全て再利用可能で、標準工事費用で完結します。号数アップ(20号→24号)や設置場所変更は追加費用が発生します。

マンションのPS設置の注意点

マンションで屋外壁掛けの給湯器を交換する場合の注意点です。

  • PS(パイプスペース)の開口寸法確認: 標準サイズより大きい機種は入らない
  • 管理組合への事前届出(工事日・時間帯・作業車駐車)
  • 共用部養生(廊下・エレベーター)
  • 給排気筒の既存経路確認(FF式の場合)
  • 号数変更時のガス容量確認

マンションのPSスペースは規格で決まっており、20号→24号への号数アップができない機種もあります。事前の写真確認で判別できます。詳しくは市川市のマンションエアコン工事事情も参考にどうぞ。

寒冷地対応の判断

千葉県は本州の温暖地域ですが、松戸市・柏市の冬場(1月)の最低気温は-3〜-5℃になることがあり、屋外配管の凍結対策が必要です。

  • 凍結防止ヒーター内蔵機種の選定(現行機種は標準)
  • 給湯配管への保温材(グラスウール)巻き
  • 追い焚き配管の凍結対策(不凍液使用)
  • 長期不在時の水抜き手順を家族と共有

松戸市六実・柏市大津ケ丘・流山市江戸川台の戸建てで年間数件の凍結相談を受けます。事前の保温対策が重要です。詳しくは給湯器の凍結防止冬場の給湯器凍結対策も参考にどうぞ。

3パターンの判断チャート

以下の質問への回答で、傾向がつかめます。

  1. 既存が屋外壁掛けで、そのまま交換したい → 屋外壁掛け(標準工事)
  2. 敷地余裕あり・エコキュート化を検討 → 屋外据置
  3. マンションで屋内スペースあり・寒冷地 → 屋内式(FF式)
  4. 現在屋内式で、屋外化を検討 → 費用対効果を要検討(+15〜25万円)

「既存タイプから同じタイプに交換」が最も費用が安く、故障リスクも低いというのが職人視点の判断です。

松戸市の実例:古い屋内式から屋外壁掛けへの変更

松戸市小金原の築40年戸建て(4人家族)で、屋内式(半密閉式)から屋外壁掛けへの変更を実施した実例です。

  • 既設: 古い屋内式ガス給湯器(半密閉式・浴室隣接)
  • 交換: 屋外壁掛け24号エコジョーズに変更
  • 追加工事: ガス配管移設・給水給湯管新設・屋外基礎・浴室側の壁面補修
  • 総額: 42万円(標準工事18万+追加24万)
  • 期間: 2日間

古い半密閉式(現在製造終了)は屋外化を推奨するケースが多いです。一酸化炭素中毒リスクの回避と、燃焼効率の向上が理由です。

給湯器の設置場所選びで迷ったら

まずは現在の給湯器全体・設置場所周辺・給水給湯管の見える写真をLINEで送るところからお願いします。松戸市・柏市・市川市・流山市・船橋市・鎌ヶ谷市内なら、3パターンのどれが最適か・既存配管が再利用できるかを事前判定できます。給湯器交換サービス給湯器の号数選び方給湯器の交換時期給湯器 20号 vs 24号 徹底比較給湯器の凍結防止もあわせてご覧ください。

よくあるご質問

屋外から屋内式(FF式)に変更したい場合の費用はどのくらいですか

15〜25万円の追加費用が発生します。屋内スペースの確保・給排気筒の壁貫通工事・ガス配管の屋内延長・一酸化炭素警報器の設置が必要です。屋外壁掛けから屋内式への変更は、コスト面のメリットが少ないケースが多いため、既存が屋外なら屋外での交換を推奨します。

マンションで20号から24号に号数アップできますか

PSスペースの規格で判断が分かれます。標準的なPS(横45×奥行き30cm程度)なら20号・24号ほぼ同寸法で交換可能ですが、古いマンションの狭いPSでは20号→24号への号数アップが物理的に不可のケースがあります。事前の写真確認で判別できます。

屋内式(FF式)の給排気筒交換は必須ですか

築15年以上の給排気筒は交換を強く推奨します。金属の腐食・シーリングの劣化で一酸化炭素漏洩リスクがあるためです。追加費用は2〜5万円で、給湯器本体交換と同時なら工事効率が良くなります。

既存が屋外据置ですが屋外壁掛けに変更できますか

外壁の耐荷重が確保できれば変更可能です。ただし据置→壁掛けは給水給湯管の位置変更・外壁の穴あけ・室内側の配管ルート変更で3〜8万円の追加費用が発生します。敷地スペースが確保できるなら、既存の据置のままがコスト面で有利です。

エコキュート化を検討していますが、既存の給湯器スペースは使えますか

貯湯タンクとヒートポンプ室外機の2台構成のため、既存の給湯器スペースだけでは足りないケースがほとんどです。追加で60cm×80cm程度の設置スペースが必要になります。事前に敷地の写真を送っていただければ、設置可否を先にお伝えできます。詳しくはエコキュートの工事費込み総額も参考にどうぞ。

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